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 代表者挨拶 


 当社は、昭和41年に設備設計・監理業務を専門とした設計事務所として創業いたしました。当時は、未だ、設備専門の設計事務所は珍しく、数えるほどしか無かった時代でした。その後は、先代の社長が役所出身ということもあり、主に公共事業に携わり続けてきました。その中で、設備に対する技術力を高め、意匠設計者、構造設計者を人材に加えることで更なる総合的な成長を続けてきました。
 補償業務に関しては、さかのぼるところ30数年前、札幌オリンピックが開催された頃の昭和40年代半ば前後から北海道や札幌市等から委託を受け、本格的に当社における業務の柱として営業活動を始め、現在に至る次第であります。
 当社は、業務の成果品に対しては、以前から徹底した品質管理を行っていましたが、平成15年に「ISO9001《の認証を取得したことで、成果品に対する質の向上について社内で更なる意識が高まったことを実感しております。さらに、本システムの導入に伴い社内のIT化が進み、データ管理方法の確立等により、業務の効率化・ペーパーレス化が進んでおります。  以上のような活動に対する当社の理念は、ユネスコの世界遺産委員会に推薦された「知床《に代表される様な豊かな自然が残る素晴らしい地域である北海道との共生であります。
 生活における便利さや快適さの追求による環境負荷の増加や資源の枯渇が問題視されている、一方で、技術の進歩などで、生活の質を維持しながら環境負荷を減らす可能性が生まれています。このため、既存施設の省エネ対策提案(水道光熱費の削減・設備の延命・メンテナンス費用の削減等)や雪資源の有効利用提案などにも取組んでおります。また、「まちづくり《に関する研修会などにも積極的に参画し、環境に調和するまちづくりを目指した活動も行っております。
 今後は、産学官の協力等により当社の技術力をより高め、少子高齢化・高度情報化社会に伴う時代の変化に対応しつつ、北海道の優れた自然や特色ある気候・風土に適合するような企業を目指して行きたいと考えております。

代表取締役社長 武井